2020年6月29日月曜日

7月5日「気づきの日」マインドフルネス・プラクティスを開催


2020年7月5日に「気づきの日」1日瞑想会(マインドフルネス・プラクティス)が開催されます。
※7月から会場の公民館がこれまで通り使用可能となりました☺

【プログラム】
10時 ~13時頃:ティク・ナット・ハン師の姪であるアン・フーンさんご夫妻による法話とトータル・リラクゼーションがワシントンと繋いでライブ中継。
13時 ~13時半頃:食べる瞑想
13時半~14時半頃:歩く瞑想、マインドフルネス体操
14時半~15時半頃:歌う瞑想、座る瞑想
15時半~16時頃:5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ
16時~17時頃:ダルマ・シェアリング(わかちあいの瞑想)
 (プログラムの合間に適宜休憩があります)

瞑想初心者でも大歓迎です。ご参加をお待ちしております♪

【日時】 2020年7月5日(日曜日)
     10時~17時頃
    (会場は9時半前には開いています)
    (法話に参加される場合、開始5分前には到着をお願いします)
    (午前のみ/午後のみ/途中退席も可です)

【場所】 栃木県さくら市喜連川公民館・2階・和室

     
     ※駐車場有り
     ※公共の交通機関の場合、氏家駅から先のバス便が大変少ないです。
      事前にご連絡頂ければ、JR氏家駅から無料送迎します。
      (JR氏家駅に9時までに到着して下さい)

【参加費】 1000円+任意のドネーション

  ※アン・フーン&トゥご夫妻は、日本のサンガづくりのため、
   無償で法話をしてくださっています。
   活動継続のため、全くの任意で構いませんので、
   よろしければご寄付のほど宜しくお願い致します。

【持ちもの】
 ・昼食(なるべく菜食で)
 ・飲み物(水、お茶など)
 ・プラムヴィレッジの冊子(無い方は貸し出します)

【注意事項】
 ・来場の際はマスク着用にご協力ください。
 ・会場の入口に手指消毒のアルコールが備え付けてありますので、ご使用ください。
 ・会場では他の方と2m以上の距離を保ってください。
  (会場の和室は広いので十分なスペースがあります)
 ・食べる瞑想では、一人あたり一つの長机で、向かい合わせを避けて実践します。
 ・換気のために窓を開ける場合があります。熱中症予防に飲み物をお持ちください。
 ・発熱(37.5℃以上)、咳などの風邪症状がある場合は、参加をお控えください。

【申込み】参加申込みは📮こちらから📮
     前日まで参加を受付けています。



会場の和室です。2間あって、とっても広いです


歩く瞑想では喜連川神社に行き、マインドフルネス体操をします


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

日光サンガ 瞑想会の開催報告


6月28日、日光サンガの瞑想会が開催されました。
2月以来、実に4ヶ月ぶりの開催でした。
私自身も久しぶりの開催であることと、新型コロナウイルスへの感染に対する心配や怖れもあることから、メンバーが集まった時には、心の中に緊張感や硬さがありました。

午後1時半にメンバーが集まって最初はトータルリラクゼーションからスタートしました。
メンバーが畳の上に横になって、私は瞑想の誘導をしました。
最初に鐘を3回招くと、鐘の音の広がりと共に、心のざわつきが収まり、静けさが広がりました。
そして、ティクナットハン師の著書に書かれた瞑想の誘導の言葉を一つ一つ丁寧に朗読しながら、進めました。
誘導の言葉がサンガの中に染み込んでいくのを感じました。

誘導の最後に、プラムヴィレッジの歌を歌いました。

 息を吸って 帰る私の島へ
 美しい森 水は澄んで
 鳥は歌う 光の中に
 息を吐いて 微笑み安らぐ
 帰ろう 私の島へ


最後に鐘を2回招き、
トータルリラクゼーションが終わると、私自身にも他のメンバーにも緊張が取れて、穏やかな笑顔になりました。

窓の外を見ると、朝から降り続いた雨が止んで、青空が覗いていました。
そこで、次は歩く瞑想を行いました。
最初は鐘を招いて呼吸に戻り、それから、右足、左足が畳に触れる感覚と、吸う息、吐く息に注意を向けながら、一歩一歩丁寧に和室の中を15分ほど歩きました。
メンバーが一列になって、ただ静かに歩く、この雰囲気を味わうのは本当に久しぶりです。懐かしいな…この雰囲気…。

その後は、外に出て、公民館隣の公園を歩きました。
いつの間にか雲は取れ、青空が広がっていました。芝生と木々の緑が鮮やかに映えていました。
芝生の上で、マインドフルネス体操をたっぷりと時間を掛けて行いました。
青空に向かって大きく身体を伸ばし、肺いっぱいに新鮮な空気を吸い込みました。

その後は、再び和室に戻って、歌う瞑想、座る瞑想、5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ、そして、最後にダルマ・シェアリングを行いました。
ダルマ・シェアリングでは、メンバーそれぞれが心を開いてそれぞれの内にある思いをシェアしてくれました。

人が集まるイベントが中止になってから、この数ヶ月は、オンラインでの瞑想会に参加していました。
オンライン瞑想会には、手軽に参加できる利点や、移動の負担が無く、普段なかなか会えない、遠くの方々と一緒に瞑想できる利点があります。
ただ、その半面、他の用事や物事に意識が逸れて、集中が続かずに、「ながら瞑想」に陥りやすいことも多々ありました。

瞑想会を再開して、瞑想の場に身体を置くことで、他の物事に気を逸らされることなく、自分自身の呼吸と心身にしっかりと留まることが出来るのは、本当にありがたいことでだと改めて感じました。

また、オンライン瞑想会では、手軽さゆえに多くの人が集まり、面識のない方もいて、自分の個人的な話しをシェアしにくい面もあります。
日光サンガは少人数のこじんまりとした集まりですので、オンラインでは話し辛い個人的な話しも、安心してオープンに出来るようです。

世の中では、新型コロナウイルスの収束が見通せず、予断を許さない状況ではありますが、
このような状況の中でも、心の中にスペースを保ち、毎日の生活の中に喜びや幸せを感じられるよう、感染拡大防止に努めながら、瞑想の実践を続けていきたいと思います。

参加してくださいました皆さま、ありがとうございます。

次回の瞑想会は7月5日(日曜日)です。
皆さまと一緒に瞑想ができることを楽しみにしています。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2020年6月16日火曜日

日光サンガ 瞑想会 再開のお知らせ

親愛なるサンガの皆さま、
こんにちは。

街角ではアジサイの花が色づき始め、奥日光ではズミやワタスゲが咲き、すっかり梅雨の装いとなりましたね。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、人が集まるイベントが中止、延期になる状況が続きました。
日光サンガでも会場の確保ができない状況が続き、3月からは人が集まっての瞑想会は中止となっていました。

毎月一回の「気づきの日(ワシントンのアンフーンさん、トゥさんご夫妻と全国のサンガとオンラインで繋がり、法話を聴いたり、瞑想を行う日)」は、各人が自宅からオンラインで繋がり、継続していました。

5月になって、政府による緊急事態宣言が解除され、感染拡大防止に努めながら、少しずつですが、これまでの活動が再開されてきたようです。

日光サンガでも、どのような形で瞑想会の再開を進めようかと、考えておりました。

まずは、無理のない範囲で、午後の時間、3時間程度の瞑想会から再開することにしました。

再開第一回目の瞑想会は6月28日(日曜日)に行います。
人数を制限しての短時間の開催となりますが、ご理解のほどよろしくお願いします。

【プログラム】
13時半~14時半頃:チェックイン、トータルリラクゼーション
14時半~15時半頃:歩く瞑想、座る瞑想
15時半~16時頃:5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ
16時~16時半頃:ダルマ・シェアリング(わかちあいの瞑想)
(プログラムの合間に適宜休憩があります)

【日時】 2020年6月28日(日曜日)
     13時半~16時半頃

【場所】 宇都宮市内の公共施設(和室)
    ※事前にご連絡頂いた方に、お伝えします。駐車場あり。

【参加費】 施設の使用料÷人数分(500円程度)

【持ち物/注意事項】
 ・来場の際はマスク着用にご協力ください。
 ・換気のために窓を開ける場合があります。熱中症予防に飲み物(水筒、ペットボトル等)をお持ちください。
 ・プラムヴィレッジの冊子を持っている方はお持ちください。無い方は貸し出しいたします。
 ・発熱(37.5℃以上)、咳などの風邪症状がある場合は、参加をお控えください。

【申込み】
 お問い合わせ、申込みは📮こちらから📮
 人数把握のため、事前の連絡をお願いします。

色々と制限がある中での開催ですが、このような状況の中であっても、呼吸を楽しみ、リラックスして、今この瞬間にある命に微笑む時間を共に過ごしましょう。

皆さまと一緒に瞑想ができることを楽しみにしています。

(Seiji@日光サンガ)

ズミ満開の日光・戦場ヶ原

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2020年6月7日日曜日

山のサンガ 6月「気づきの日」の報告


6月7日(日曜日)全国共通の「気づきの日」が開催されました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、これまでのように一つの会場に集まってプラクティスをするのは難しいのが現状です。

そこで、今回はZoomを利用して各人がオンライン上で繋がり、一緒の時間に瞑想をして、アンフーンさんの法話を聴くことになりました。

私は自宅からではなく、先週のオンライン瞑想会のように山の上から繋がることにしました。
当初は奥日光の中禅寺湖畔から繋がろうかと思いましたが、日光方面は朝から厚い雲に覆われていたので、高原山に行くことにしました。
高原山はちょうどレンゲツツジが見頃のはず…。
自宅から1時間ほどで高原山の登山口に到着しました。八方ヶ原・大間々台のレンゲツツジはちょうど見頃を迎えていて、遠くには那須連山がそびえています。


登山口を出発して50分ほどで、展望の良い八海山神社までやってきました。雲の切れ間から釈迦ガ岳が見えます。瞑想会開始の10時まであと20分ほどです。この場所からZoomで繋がり、瞑想会に参加することにしました。


岩の斜面に印象的な木が立っていました。この木の下に座りやすそうな岩がありました。岩の上にシートを敷いて、座りました。


スマホのZoomを立ち上げました。ちょうど、日本サンガのみんなで『Breathing in, Breathing out』を歌うところでした。自然に囲まれたこの場所で、私も『Breathing in, Breathing out』を歌います。

Breathing in, Breathing out.
Breathing in, Breathing out.
I am blooming as a flower, I am flesh as a drew.
I am solid as a mountain, I am firm as the earth.
I am free.

息は入り 息は出てゆく
わたしは花 こぼれる 露のきらめき
私は山 ゆるがぬ大地
空を みてる
自由

自然の中で日本サンガの皆と一緒に歌いました。ウグイスたちも一緒に歌っているようです。目の前に広がるこの自然と一体となったような幸せな感覚でした。
歌が終わると、アンフーンさん・トゥさんご夫妻の準備も整ったようです。姿勢を正して座り、アンフーンさんの言葉を待ちます。


アンフーンさんが招く鐘の音を聴き、座る瞑想を始めました。私は一人で山の上にいながらも、この瞬間は遠く離れたアンフーンさん、トゥさん、そして日本サンガの皆さんと共に呼吸をしているという実感が湧いてきます。そして、サンガのエネルギーが私の中にも入り込み、マインドフルネスのエネルギーが徐々に高まっていくのが分かります。
その高まったマインドフルネスのエネルギーに助けられながら、呼吸への気づきを深めていきます。
息を吸いながら、吸う息に微笑みます。高原山の新鮮な空気、美味しい空気をありがとう…。息を吐きながら、体をリラックスします。
さわやかな高原の風が吹いている。鳥たちが大空を舞い、その歌声が辺りに響き渡る。雲の切れ間から太陽が差し込んでくる。今この瞬間、素晴らしいこの瞬間。
私は今、このままで良いんだ…。大丈夫、大丈夫…。
私に微笑む。周りの自然に微笑む。木々に微笑む。鳥たちに微笑む。周りの人々に微笑む。ありがとう、この命。


座る瞑想が終わり、トータルリラクゼーションのガイドが始まりました。ですが、岩の上では横になることが難しいので、場所を変えることにしました。森の中のふかふかした草の上でしばらく休みました。
その後、再び、レンゲツツジの咲き誇る八方ヶ原・大間々台に戻ってきました。この素晴らしい景色の中で歩く瞑想を楽しみました。



ヤマツツジも真っ赤な美しい花を咲かせていました。







再びZoomで繋がり、アンフーンさんの法話を聴きました。
アンフーンさんは、私たちが幸せに生きていくためにはダルマ・ボディ(法身)の力が必要であること、ダルマ・ボディの力は日々のプラクティスを通して高まっていくこと、それでも一人でプラクティスを続けていくことは困難であるので、サンガの力を必要とすることなどを教えてくれました。

サンガの皆さんと物理的に一緒にいることができなくても、こうしてオンライン上で繋がることができます。そして、私は近くにある素晴らしい自然を愛で、楽しく豊かな時間を過ごすことができます。
以前、トゥさんは「近くにサンガが無くてどうしようもない時は、身の回りの自然をサンガとしてください。太陽、雲、大地、木々、花、山、川、海…、身の回りであなたの命を支える自然をサンガとしてください」とおっしゃっていました。
今、世界には色々な変化が起きてはいますが、私の身の回りにはこんなに素晴らしく貴重な宝物がたくさんあり、サンガに触れることができます。そのことに感謝しながら、毎日をマインドフルに幸せに生きていきたいと思います。

次回の気づきの日は7月5日(日曜日)です。
この頃には、皆さんと一緒に瞑想ができることをお祈りしております。

(Seiji@日光サンガ)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2020年6月6日土曜日

男体山登拝報告

5月31日(日曜日)日光のシンボル、男体山に登ってきました。
男体山は、日光二荒山神社の奥宮にあたるため、登山は登拝(とうはい)と呼ばれます。

通常はGW前の4月25日に男体山は開山されますが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今年は約1か月遅れての開山となりました。

現在、公民館の使用に制限があるため、日光サンガの気づきの日を開催するのが未定となっています。皆が集まっての瞑想をすることが困難な状況ですが、自然の中を歩いたり、花や山などの美しい自然を愛でて、心豊かな日々を過ごしたいものですね。

そこで、今回はいつもの瞑想会の話題とはちょっと逸れますが、登山の写真をお楽しみください。

男体山の登拝口にある二荒山神社の立派な鳥居です

神社で受付を済ませて、ここからいよいよ登り始めます

一合目、まだまだ先は長いです。

4合目まで来ると、中禅寺湖が眼下に広がります。

登山道沿いには所々トウゴクミツバツツジが咲いていました。

こちらはシロヤシオです。清楚な白い花です。

9合目を過ぎると一気に視界が開けます。
戦場ヶ原の先には雪を抱く日光白根山が見えます。

溶岩の斜面の先には、中禅寺湖、日光白根山、戦場ヶ原のパノラマ

山の斜面を雲が流れていきます。

男体山の頂上に着きました。山頂の奥宮にお参りをします。

山頂で見守る二荒山の神様です。

ここからは山頂の景色を楽しみます。日光白根山が雄大です。

西のほうには、雪深い会津・尾瀬の山々が見えますね。
手前の山は太郎山です。

日光白根山から会津・尾瀬の山々を見渡します。

山頂にある鐘です。鐘を招いて、呼吸を楽しみました♪

山頂の看板の先には新しくなった剣がありました。

この日は10時からハートオブ東京・横浜・鎌倉サンガのオンライン瞑想会でした。試しに、男体山の頂上からスマホでアクセスしてみると、繋がりました!

そこで、山頂の岩の上に座って、オンライン瞑想会に参加しました。

かなこさんの朝のチャンティングを聴きながら、座る瞑想をしました。
呼吸に意識を向けて、リラックスして座り、心を開きます。
目の前に広がる雄大な景色、あたりに響き渡る鳥の声、流れゆく雲、吹き抜ける風、そのすべてがリアルに心地よく感じられます。今この瞬間、すばらしいこの瞬間…。
座る瞑想が終わり、一人一人が今の気持ちをお天気に表して、シェアをしてくれました。
私も男体山の頂上からシェアをさせて頂きました。いつの間にか山の頂上が雲に覆われて寒くなってきたので、降りることにしました。

山頂で瞑想を楽しんだ後は、中禅寺湖を目掛けて、降りていきます。

 どんどんと中禅寺湖が近づいてきます。

 無事に登拝口まで降りてきました。 

男体山の山頂は雲の中に隠れてしまいました。

二荒山神社で開山の御朱印を頂きました。

二荒山神社はヤマツツジが満開でした。

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。再び皆さまと一緒に集い、瞑想ができることを楽しみにしています♪
(Seiji@日光サンガ)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ