2019年9月30日月曜日

10月6日「気づきの日」マインドフルネス・プラクティスを開催


2019年10月6日に全国共通の「気づきの日」1日瞑想会(マインドフルネス・プラクティス)が開催されます。

【プログラム】
10~12時半頃:ティク・ナット・ハン師の姪であるアン・フーンさんご夫妻による法話とトータル・リラクゼーションがワシントンと繋いでライブ中継。
12時半~13時半頃:食べる瞑想
13時半~14時半頃:歩く瞑想、マインドフルネス体操
14時半~15時半頃:歌う瞑想、座る瞑想
15時半~16時頃:5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ
16時~17時頃:ダルマ・シェアリング(わかちあいの瞑想)
 (プログラムの合間に適宜休憩があります)

瞑想初心者でも大歓迎です。ご参加をお待ちしております♪

【日時】 2019年10月6日(日曜日)
     10時~17時頃
    (会場は9時半前には開いています)
    (法話に参加される場合、開始5分前には到着をお願いします)
    (午前のみ/午後のみ/途中退席も可です)

【場所】 栃木県さくら市喜連川公民館・2階・和室

     
     ※駐車場有り
     ※公共の交通機関の場合、氏家駅から先のバス便が大変少ないです。
      事前にご連絡頂ければ、JR氏家駅から無料送迎します。
      (JR氏家駅に9時までに到着して下さい)

【参加費】 1000円+任意のドネーション

  ※アン・フーン&トゥご夫妻は、日本のサンガづくりのため、
   無償で法話をしてくださっています。
   活動継続のため、全くの任意で構いませんので、
   よろしければご寄付のほど宜しくお願い致します。

【持ち物】・昼食(なるべく菜食で)
     ・飲み物(水筒、ペットボトル等)
     ・温泉セット♨(瞑想会後、時間のある方は♪)
      (すぐ近くに日本三大美肌の湯/喜連川温泉があります♪)
(※今月は、プラムヴィレッジの瞑想・歌・経典の新しい冊子の配布があります)

【申込み】参加申込みは📮こちらから📮
     前日まで参加を受付けています。



会場の和室です。2間あって、とっても広いです


歩く瞑想では喜連川神社に行き、マインドフルネス体操をします

瞑想会の後は、時間のある方は温泉に行きます。
松島温泉・乙女の湯が定番です。
ほど良い温度の露天風呂に浸かり、のんびりと過ごしましょう♪


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2019年9月26日木曜日

日光サンガ 9月の「気づきの日」瞑想会の報告(3)


(前回の続きです)

アンフーンさんの法話を聞きながら、思い出したことがあります。

それは、私が受験生だった時に、受験勉強中に、勉強以外の考え事に囚われてしまった時に、よく自分の頬を自分で叩いていたことでした。

その当時は、
”良い大学に入ることで、自分の抱えている劣等感を克服しよう”
”これまで自分のことを軽く見ていた人達を見返してやろう”
という思いでいっぱいでした。

そうした反骨精神を持って必死になって勉強しました。
それでも、勉強中にいろいろな考え事が湧いてきました。
たいていは、学校で同級生から言われた言葉を思い出しては、怒りを蒸し返していました。

そんな自分自身を許すことが出来ずに、頬を叩いては、自分で自分を叱りつけていました。

その結果、確かに希望の大学に合格することはできました。
しかし、心の奥底では、劣等感が抑圧されたまま、残り続けました。
そんな劣等感から目を隠すように、周囲に対して傲慢な考えを抱き続けました。

鐘の音を聴きながら、タイ(ティク・ナット・ハン師)のように、左の手で、右の手を取り、
右の頬に優しく触れ、深くゆったりと呼吸をしました。
当時のことを心に思い浮かべながら、瞑想をしました。

..........

右手で拳を作って 右の頬を叩いてしまった私

私の右の頬 傷ついたね 痛かっただろう ごめんね 

私の右の手 傷つけたあなたも また同時に 傷ついたね

そして 私の心も 深く傷ついた

もう これ以上は傷つけないよ

私は今 タイのように 右手で 右の頬を優しく触れる

右手と 右の頬が 共に優しく いたわり合っている

右手と 右の頬に 暖かいエネルギーが流れてくる

右手と 右の頬が 幸せと喜びで包まれる

暖かいね ありがとう

..........


その後は、トゥさんの誘導でのディープリラクゼーションと、各サンガからのシェアリングがありました。

お昼になって、食べる瞑想を行いました。
トゥさんからの提案を受けて、今回は、食べる前に鐘を招いて、呼吸に帰り、最初の一口目を50回以上噛む実践を行いました。私が最初に口に入れたのは高野豆腐の煮物でした。
高野豆腐を50回以上ゆっくりと噛んで、味、香り、歯ざわりが刻一刻と変化する感覚をじっくりと味わいました。

その後は、歩く瞑想、歌う瞑想、座る瞑想、経典の読み合わせ、ダルマシェアリングを行いました。

この気づきの日の前に、日本のサンガネットワークから、新しい歌と経典の冊子が届きましたので、
今回は新しい冊子に載っている歌を歌うことにしました。

座る瞑想の後に続けて、『慈しみの教え(慈経)』を朗読し、マインドフルネスのエネルギーと共に慈悲の心を育みました。

さらに、プラムヴィレッジで耳にした経典『怒りを消し去るための5つの教え』を、一緒に朗読しました。

最後のダルマシェアリングでは、サンガのメンバーそれぞれが深いシェアをしてくれました。
日光サンガは少人数のささやかなグループですが、一人一人がサンガのことを大切に思ってくれて、心を込めた実践を続けてくれているのが、本当に嬉しいです。

そんなサンガを続けられて本当に良かったと思いました。

最後に、皆で 『You are a buddha to me』を歌いました。

参加してくれた皆さま、本当にありがとうございました。

次回の気づきの日は10月6日(日曜日)です。
場所は、同じく、さくら市 喜連川公民館・和室 です。

また、一緒に瞑想ができることを楽しみにしています。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2019年9月13日金曜日

日光サンガ 9月の「気づきの日」瞑想会の報告(2)



(アンフーンさんの法話の続き)

時々、私も大きな寂しさ、孤独感に襲われるときがあります。
誰も私の傍にいてくれない… 誰も私のことを理解してくれない…
そんな時、私は静かに座ったり、横たわった状態で、両手で自分の身体を抱きしめるようにして、ゆったりと呼吸をします。
そうすると、いつも気分が楽になってきます。
寂しさ、孤独感、怖れが和らいできます。

時々、私は頭を使って歩いていて、自分の足元が床には無くて、空の上をフラフラと歩いているような感覚になることがあります。
多くの考え事に囚われて、頭が重くなっているように感じられる時があります。

そんな時にも、横たわって、両手で自分の身体に触れて、ゆっくりと息を吸い、息を吐きます。
そうして、私はいつも自分の身体に戻っていき、バランスを取り戻します。

マインドフルに自分の身体に触れ、息を吸って、息を吐くと、私の心は身体に戻ります。
私は私のために、ここにいることが出来るようになります。
自分のことを癒してあげることが出来ます。

マインドフルネスの種は一人ひとりの中に必ずあります。
マインドフルになるという能力は一人ひとりが持ち合わせています。

私達がマインドフルネスの実践をする時、
マインドフルに呼吸をする、マインドフルに歩く、マインドフルに食べる時、
私達は自分の中にあるマインドフルネスの種を少しずつ育てていくことが出来ます。

マインドフルネスのエネルギーとは、
今この場所に存在して、愛するためのエネルギーです。

そして、私達がマインドフルな呼吸を実践するとき、
マインドフルネスのエネルギーを高めることが出来ます。

今この場所に存在して、愛するエネルギー
今この場所に私が存在していることを、肯定するエネルギー
今この場所にいることを、受容して受け入れるエネルギーです。


私がマインドフルネスの実践を始める前、
私が孤独や不安を感じると、”何かをしなければならない”という気持ちに急き立てられていました。
その孤独や不安と対峙しなくても済むように。

でも、私がマインドフルネスの実践をするようになってからは、サンガという大きな支えにも助けられて、孤独や不安を感じる時には、両手で自分の身体を抱きしめるようにして、呼吸をして、その孤独や不安を自分で癒してあげられるようになりました。

両手で自分の身体を抱きしめて、ゆったりと呼吸をする実践を通して、私が学んだことは、
今の自分の状態、今、自分が孤独を抱えているという状態を、ありのままに受け入れるということを学びました。

今、自分は孤独や不安を感じているが、そこから逃げ出さなくても良い。
そのことに「YES」と言い、孤独や不安と共に呼吸をすることが出来る、ということを学びました。

タイ(ティク・ナット・ハン師の愛称)から多くの法話を聞きましたが、どの法話の内容も私にとっては難しく感じられました。
多くの法話を聞いても、自分の中に孤独感や不安を感じると、その感情から逃げ出したいという習性が根強く、孤独感や不安から逃げ出そうとする衝動が湧き上がって来ていました。

”自分のありのままの感情を受け入れたくない”という習性は実に根強いものでした。
ですから、この習性から抜け出すことは実に難しいものでした。
私の周りの人々も、私の家族でさえも、同じ習性を抱えていました。
ですから、新しい習慣を取り入れることは、決して容易ではありませんでした。

ですが、私は少しずつ学んでいきました。
今の自分の状態に「YES」と言い、今の自分の身体と心の状態を受け入れて、そのありのままの状態で呼吸をするということを少しずつ学んでいきました。
そうして、何年も何年も実践を積み重ねることによって、この新しい習慣が自分の中で定着していくようになりました。

孤独感や不安を感じる時は、そのことに気付くようになりました。
そして、両手で自分の身体を抱擁して、そのありのままの状態を受け入れて呼吸をすることが出来ることを学びました。

そして、これがマインドフルネスであり、
私の身体を抱擁しているその両手は、私の手では無く、ブッダの手です。
ブッダの手によって、自分の中に起きている孤独感や不安に気づき、
ブッダの手が、その孤独感や不安を受け入れて、それを抱擁するようになります。

私は、私自身を揺りかごの中にいれて揺らしてあげるように、
あるいは、ブッダの手によって抱擁されているように
あるいは、私自身が赤ちゃんの時に、お母さんが愛を持って抱きしめてくれた時のように、
自分で自分をあやして、ゆるします。

そのように、私自身を揺りかごの中に入れて揺らしてあげること、抱擁すること、あやして、ゆるしてあげること、
それを繰り返すと、必ず、私の中に、暖かいものが流れ、落ち着き、平安というものがじわじわと広がっていきます。

とても興味深いことは、そのように孤独を感じ、孤独に気づく時、そこには一緒に恐怖心というものもあり、自分が凍って固まったような感覚、とても寒い感覚が必ず一緒にありました。
そして、その孤独や恐怖、凍って固まったような感覚に気づいて、両手で自分を抱擁する実践を行うと、自分の中に暖かいものが流れて、その熱によって自分の中にある氷が融けていくような感覚がありました。

私が孤独や不安、恐怖を感じる時、必ず、自分が凍り固まったような感覚がありましたが、なぜそうなるのかは分かりませんでした。もしかしたら、子供の時からそうだったのかも知れません。子供の時に、そのような出来事が起きると、何も出来なくて、ただ凍り付くことしか出来なかったから、かも知れません。
ですが、実践を通して、自分のその状態を受け入れて、「YES」と言ってあげて、自分で自分を暖めてあげるうちに、その凍り固まったものが融けていきました。
それはまるで奇跡のようでした。

最初の頃は、震える感覚、寒いときのようにガタガタと震える感覚がありました。
そして、しばらくすると、涙が出てきました。
その涙が溢れ出てくると、「あ…自分が今生きているんだ」という実感が出てきました。

時々、私は両手で自分の頬に優しく触れます。
その時、まるで、自分の先生や、ブッダ、尊敬する師匠が私の頬に優しく触れてくれるような感覚になり、まるで、ブッダが私を優しく抱擁してくれるような感覚になり、
暖かいものが私の中にこみあげてきて、涙が出てくるようでした。
それはまるで、暖かい、ブッダの愛のシャワーを浴びているように感じて、涙が溢れ出てきました。
その涙はとても心地の良い、幸せな時間につながりました。

数年前、私達の親愛なるタイ(ティク・ナット・ハン師)が脳出血で倒れ、身体の右側が動かなくなり、左手しか動かすことが出来なくなりました。
タイはリハビリのためにアメリカのサンフランシスコにある弟子の家に滞在されました。
滞在中、タイは揺り椅子に座り、窓から外のゴールデン・ゲート・ブリッジを眺めていました。
私はそんなタイの様子を部屋の入り口から見ることがありました。
そんな時に、私がよく目にしたことは、タイは麻痺した右手を左手で取り、右の頬に優しく当てていることでした。
タイは最初からそのようなことが出来たわけではありませんでした。
ですが、リハビリを少しずつ重ねていくうちに、麻痺した右手を左手でゆっくりと取って、ご自身の右の頬に当てることが出来るようになりました。
タイはその動作をゆっくりと丁寧に行っていました。そして、右手を右の頬に当てる時には、とても深い愛情を込めて行っていることが感じられました。

私達はタイの教え子として似たようなことが起きているとも言えます。
私達の中にも、どこか麻痺している部分があります。
そんな時、私達はタイと同じように、
タイが麻痺した右手を誘導して、右の頬に優しく触れた時のように、
自分の中の麻痺した身体や感情などを、
抱擁して、癒してあげることが出来ます。
それがブッダから私達に教えられた瞑想の実践です。

脳出血で倒れてからというもの、タイはずっと車椅子で生活をされ、私達の前で法話をすることもないまま、5年が過ぎました。例え、直接的な法話は無くても、その存在、あり方によって、タイはいつでも私達に多くの教え、愛、癒しを与えて下さっています。

それはタイの心の中に、非常に深い慈悲の念が私達に向けられているからです。

痛みに対して、決して「NO」、否定をすることなく、常に「YES」、受け入れる。
自分自身の身体の痛みだけでなく、孤独、不安、怖れといった心の痛みに対しても、共に呼吸をして、抱きしめること。
タイがされていた、麻痺した右手を左手で誘導して、右の頬に優しく触れた、その動き、胃イメージというものを、皆様も、ずっと、心の中で持っていてください。

私達がこのようなことを出来ると、麻痺した部分を、麻痺していない部分によって癒してあげることが出来るようになると、
私達の人生に対しても、人生の痛みや苦しみに対しても、「YES」、肯定や受け入れることが出来るようになります。

それでは、これから鐘を招いて、呼吸をし、
その後に、ディープリラクゼーションの時間に入ります。

これから、鐘を招きますが、
先ほどお話ししたように、自分の手で頬に触れる、自分の手を胸に当てるなど、
自分が心地良いと感じられるものを見つけて、
鐘の音と共に、一緒に呼吸を味わいましょう。

ありがとうございました。

(法話終わり)

(次回に続きます)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2019年9月12日木曜日

日光サンガ 9月の「気づきの日」瞑想会の報告(1)

2019年9月8日、日光サンガ「気づきの日」の瞑想会が開かれました。



午前中は日本全国と韓国のサンガと、アンフーンさん、トゥさんご夫妻がZoomで繋がり、
法話とディープリラクゼーションが行われました。

法話の前に、仙台のサンガが鐘を招き、全員で呼吸を味わいました。

(アンフーンさんの法話)
美しい音色の鐘を招いてくれて、ありがとうございます。
皆さん、おはようございます。
最初に、皆さんで誘導付きの座る瞑想をしたいと思います。
まずは、背筋を伸ばし、心地よくリラックスして座りましょう。

私達は一日の大部分を座る姿勢で過ごしています。
しかし、その中でも心地よくリラックスして、平和に座っている時間はほとんどありません。
なぜなら、座っている間は、多くのことを考え、仕事をし、問題と向き合っているからです。
自分の身体のことに意識が向いていませんので、リラックスすることもありません。
座る瞑想では、私達は何もする必要がありません。
走る必要も、怖れる必要も、何か計画を立てる必要もありません。
何もしなくても良いのです。
あなたはただリラックスして、呼吸をし、座り、静けさを楽しみ、味わえばよいのです。

普段の私達は不安を抱えたまま座り、まるで燃えている火の上で座っているようです。
マインドフルにリラックスして座れば、それはまるで蓮の花の上に座っているようになります。
絵の中で、ブッダが蓮の花の上で美しくリラックスして座っている姿を見たことがあるかも知れません。
私達も理想では、そのように平和を感じながら座ることは可能です。

ですから、皆さんも、ブッダと同じように美しく、喜びをもって、平和を感じながら座りたいと思いますか?
答えが「YES」ならば、皆さんも出来ますよ。

これから、心地良い姿勢を見つけて、その姿勢で座ってください。
椅子でも、畳の上でも、座布団の上でも構いません。
一番大切なことは身体がリラックスしていて、緊張を感じていないことです。

身体を敬い、大切にして、優しく、慈しみを向けてください。

もし、座る姿勢では落ち着かず、心地良さを感じないのであれば、横になっても構いません。

首の力を緩めて、あごを上げて、頭をまっすぐにして座りましょう。
肩を緩めて、緊張を手放してください。
ひじと手首をリラックスして、背中の下の部分も緩めてください。
胸を広げて、お腹周りも緩めてください。
身体の重さを床で感じて、地球の重力に自分を委ねてください。
そして、背骨が床と繋がっている感覚を味わってください。

目は閉じるか、鼻先を見つめてください。

リラックスした状態で、深呼吸をしてください。

頭、おでこ、まぶた、眼球、眉間をゆっくりと緩めてください。
頬も緩めてください。
あごも緩めて、柔らかく、 口を開けた状態で、あごを回して、緩めることも出来ます。
自分の顔に微笑みを送ってください。

ゆっくりと深呼吸して、

息を吸いながら、吸う息に気付きます。
息を吐きながら、吐く息に気付きます。

息を吸いながら数を数えます。
息を吐きながら数を数えます。
吸う息と吐く息で10回ずつ。

息を吸う時に、「IN 1、 IN 2、 IN 3…」
息を吐く時に、「OUT 1、 OUT 2、 OUT 3…」
と数えてみましょう。
それでは、今からやってみましょう。

.....

これから、息を吸って、吐いている時に、
お腹の膨らみ、縮みの感覚を味わってみましょう。

これから、片方の手を胸に当てて、心臓の鼓動を感じてみましょう。
もう片方の手をお腹に当てて、お腹の膨らみと縮みの動きを感じてみましょう。
これから、また10回、ゆったりと呼吸をしましょう。

このように自分自身の身体に触れている時には、まるで自分自身を抱きしめているように、自分自身が揺りかごの中にいるように感じられるでしょう。

私は私のためにここにいます。
私は私を愛しています。
その感覚を味わってください。
これから、また10回、呼吸を一緒に味わいましょう。

.....

呼吸と共に、自分自身を抱きしめます。
呼吸と共に、自分自身を愛します。
呼吸と共に、身体に微笑みを向けましょう。
この身体は今も生きています。

息を吸いながら、身体に微笑みます。
息を吐きながら、身体が柔らかくなってくる。

息を吸いながら、身体に微笑みます。
息を吐きながら、身体が柔らかくなってくる。

今、この時、身体の外側、内側、全ての緊張を手放しましょう。

息を吸いながら、身体に微笑みます。
息を吐きながら、私の身体全体が微笑みます。

息を吸いながら、身体に微笑みます。
息を吐きながら、私の身体全体が微笑みます。

.....

皆さん、一緒に実践をしてくれて、ありがとう。

このように座る瞑想を実践することは、まるで食べ物のように、身体に与えることが出来る一つの栄養のようです。
私達も私達の身体も、このような食べ物、栄養が必要です。そうでなければ、まるで元気が無く、しおれてしまった花や植物のようになってしまいます。

ほとんどの人達は、朝食、昼食、夕食と1日に3回食事を頂きます。
そのような食事による栄養も必要ですが、
他にも、実践を通しての、喜び、愛、揺りかご、暖かさなどの栄養も必要です。

私達は多くの食べ物を毎日食べることができますが、一方で、寂しさや、悲しみ、孤独、冷たさを抱えています。
ですから、実践を通して、別の栄養を取ることが必要なのです。

(次回に続きます)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ

2019年9月1日日曜日

9月8日「気づきの日」マインドフルネス・プラクティスを開催


2019年9月8日に全国共通の「気づきの日」1日瞑想会(マインドフルネス・プラクティス)が開催されます。

【プログラム】
10~12時半頃:ティク・ナット・ハン師の姪であるアン・フーンさんご夫妻による法話とトータル・リラクゼーションがワシントンと繋いでライブ中継。
12時半~13時半頃:食べる瞑想
13時半~14時半頃:歩く瞑想、マインドフルネス体操
14時半~15時半頃:歌う瞑想、座る瞑想
15時半~16時頃:5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ
16時~17時頃:ダルマ・シェアリング(わかちあいの瞑想)
 (プログラムの合間に適宜休憩があります)

瞑想初心者でも大歓迎です。ご参加をお待ちしております♪

【日時】 2019年9月8日(日曜日)
     10時~17時頃
    (会場は9時半前には開いています)
    (法話に参加される場合、開始5分前には到着をお願いします)
    (午前のみ/午後のみ/途中退席も可です)

【場所】 栃木県さくら市喜連川公民館・2階・和室

     
     ※駐車場有り
     ※公共の交通機関の場合、氏家駅から先のバス便が大変少ないです。
      事前にご連絡頂ければ、JR氏家駅から無料送迎します。
      (JR氏家駅に9時までに到着して下さい)

【参加費】 1000円+任意のドネーション

  ※アン・フーン&トゥご夫妻は、日本のサンガづくりのため、
   無償で法話をしてくださっています。
   活動継続のため、全くの任意で構いませんので、
   よろしければご寄付のほど宜しくお願い致します。

【持ち物】・昼食(なるべく菜食で)
     ・飲み物(水筒、ペットボトル等)
     ・温泉セット♨(瞑想会後、時間のある方は♪)
      (すぐ近くに日本三大美肌の湯/喜連川温泉があります♪)
(※今月は、プラムヴィレッジの瞑想・歌・経典の新しい冊子の配布があります)

【申込み】参加申込みは📮こちらから📮
     前日まで参加を受付けています。



会場の和室です。2間あって、とっても広いです


歩く瞑想では喜連川神社に行き、マインドフルネス体操をします

瞑想会の後は、時間のある方は温泉に行きます。
松島温泉・乙女の湯が定番です。
ほど良い温度の露天風呂に浸かり、のんびりと過ごしましょう♪


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ