プラムヴィレッジ僧侶団が来日してのツアーイベントがいよいよスタートしました!
4月14日は、東京・銀座での『WALK WITH ME』の上映会があり、参加してきましたので、報告します。
お昼前に日比谷公園の草地広場に集合して、マインドフルピクニックをしました。
まずは、ブラザーのリードで誘導付きの座る瞑想を行いました。
都会の周りに人もたくさんいる公園での瞑想ですが、サンガの大きな流れの中で瞑想すると、安心して自分の吸う呼吸、吐く呼吸に意識を寄り添わせることが出来ます。
その後、食べる瞑想を行いました。
ブラザーからは、「私達には早く食べる習慣があって、一口食べて2~3回噛んで飲み込んでしまいますが、食べる瞑想では30回噛みましょう」とアドバイスがあり、
食べ物を一口含むごとに箸を置いて、30回噛んで食べ物の歯触りや香りをじっくりと味わいました。
食事の後は、日比谷公園前の派出所を出発点に銀座の中心を通って、上映会の会場である「シネスイッチ銀座」まで歩く瞑想を行いました。
週末の人通りの多い銀座の中心を歩きましたが、僧侶達のゆったりと歩く姿に導かれて、一歩一歩の感覚を味わいながら歩くと、都会の雑踏が遠のき、雑踏の中にある静寂を感じる瞬間がありました。
上映会では、司会者の方と僧侶達の挨拶があって、短い座る瞑想を皆で行い、上映が始まりました。
映画館で見る『WALK WITH ME』は、プラムヴィレッジの空気感まで伝わってくる素晴らしい体験でした。
特に私の心に残ったのは、プラムヴィレッジのリトリートに参加した母と息子の和解のシーンでした。
母が息子に過去の過ちを話し、愛を伝えるシーンは、深く心に響きました。
私自身も親から受け継いだネガティブな習慣のエネルギーを変容させ、次の世代に手渡さないために、日々マインドフルネスの実践を重ねていますが、それでも習慣のエネルギーに流されて、苦しみを与えてしまうこともあります。
映画の中の母の姿が、私自身や私の母と重なり、そして、映画の中の息子の姿が、私自身や私の娘と重なり、涙が出てきました。
上映が終わると、観客からのQ&Aがありました。
僧侶達が出家するきっかけとなったエピソードでは、意外な話しが出てきて、とても興味深かったです。僧侶達の人間らしい部分を包み隠さずに教えてくれました。
上映会の後、僧侶団は明日のイベントに向けて東京駅から京都に行きました。
私も東京駅から新幹線で栃木に戻るため、東京駅まで一緒に見送りをさせて頂きました。
見送りの時に、シスターやブラザーと少しお話しをさせて頂きました。
私が栃木でサンガ活動をしていて、栃木には温泉がたくさんあることを伝えると、ブラザーが「温泉良いな~、栃木にも行きたかった~」と言っていましたし、シスターチャイも「日光は小学校の修学旅行で行っただけだから、また行きたいねー」と言っていたので、来年は栃木でのツアーが実現するかも知れませんね♪
楽しみにしていましょう♪
(Seiji@日光サンガ)