今回は3歳の娘を連れて親子で参加させて頂きました。
自宅から、車と4本の電車を乗り継ぎ3時間掛けて会場の石神井公園まで無事にたどり着きました。
(公園に着いて食べたメロンソフトクリームが美味しかった!)
田舎育ちの娘は普段電車に全く乗らないので、都会の電車と駅に大興奮!
山手線ホームの自動扉や長ーいエスカレーターはまるで遊園地のようで、池袋駅の電子広告を映画館だと思っていました。
公園で「ボートに乗ろうよ~」と言う娘を尻目に僧侶団の待つ芝生広場まで向かいました。
無事に僧侶団とサンガのメンバーと合流して一安心。
ブラザーやシスター達も娘に優しく話し掛けてくれました。
最初に皆で歌を歌って、それから自己紹介ゲームをしました。
一人一人、自分の名前を言うときに、面白いポーズをして、その後、みんなも同じポーズの真似をするゲームでした。
まずはシスターチャイがお手本を見せてくれました。
それから、参加者の一人一人がポーズをしながら名前を紹介してくれました。
娘もみんなと一緒にポーズをして楽しんでいました。
その後は座る瞑想しました。
娘が近くで遊んでいると、一人で参加するときのように、瞑想だけに意識を集中させるのは難しいですが、例え途切れ途切れのマインドフルネスであっても、その瞬間においてはマインドフルネスになっているのを実感しました。
次は、食べる瞑想の時間です。瞑想では、食べ物を前にしても、すぐには食べないで目の前にある食べ物を見つめながら、この食べ物がどこからやって来て、どのように作られたのかに思いを馳せる時間を設けます。
ただ娘は周りのみんながお弁当箱をあけると、「やったー!」といった気持ちですぐにおにぎりを頬張りましたが、みんなはそんな無邪気な娘の姿を見て微笑んでくれました。
私は、主催者のみほさんに準備して頂いた菜食弁当の野菜一つ一つの味を噛み締めながら、食べる瞑想を楽しみました。
食べる瞑想の後の休憩時間にブラザー達が、ギターを弾きながら歌っていたので、娘をブラザー達の隣に座らせました。
娘は手に持った木の葉っぱでブラザー達と遊んだり、歌や演奏を聴いていました。
優しいブラザー達と娘が楽しく遊ぶ姿を見て、私の心にも幸せと喜びが溢れました。
その後は、トータルリラクゼーションの時間です。みんな思い思いの場所に横になりました。
私も疲れがピークになっていたので、柔らかい草の上にマットを敷いて横になりました。
娘に「パパは今から寝るよ」と言うと、娘は「眠りたくないよー」と言い、横たわった私の足を触って遊んでいました。
それでも、私自身が今リラックスして心身を休めなければ、途中で疲れ果ててしまうため、近くで娘が何をしても、リラックスすることに意識を集中させました。
ブラザーがギター弾きながら、island in myselfの歌を歌った時に、全身に心地良いエネルギーが流れました。
そして、木々のざわめきや爽やかな風に心が開かれていくのを感じました。
すると、私の足下にいた娘がうつらうつらし始めて、私の足に抱きついたまま眠ってしまいました。
リラクゼーションの時間が終わっても、ぐっすりと眠っていました。
その後、次の会場の「おかっぱちゃんハウス」まで歩く瞑想を行いました。
最初は参加者の男性の方が眠っている娘を抱っこして歩いてくれました。
その後は、私が娘を抱っこしながら歩きました。
休み休みしながら歩くと、みんなの列から遅れてしまいました。
森の中を歩いていると娘が起きたので、それからは一緒に歩きました。
遅れたのを心配したサンガの仲間達が待っていてくれて、次の会場まで無事にたどり着きました。
古民家の不思議な空間を楽しみ、みんなでプラムヴィレッジの歌を歌いました。
みほさんが娘に歌の振り付けを教えてくれました。
その後、ブラザーの法話が始まりました。
そろそろ帰る時間と思い、近くのサンガのメンバーに別れを告げて、会場を後にしました。
再び電車を乗り継いで、栃木まで戻りました。
帰りの特急の出発時間まで時間があったので、駅に隣接したデパートに寄り道しました。
すると、娘が「おしっこ、おしっこ」と言い出したので、2階のトイレに連れて行くと、先客でいっぱいでした。
仕方がないので別の階に移動しようと思って、エレベーターを待ちますが、人が多いのかエレベーターが来る気配がありません。
娘はお腹を押さえて「おしっこ、おしっこ」と言っています。
この場面で焦っても仕方がないので、娘に「仕方ないね、仕方ないね。大丈夫、大丈夫。」と言いました。
それでもエレベーターは全く動かないため、エスカレーターで別の階に行き、トイレに入り、何とかおしっこをすませました。
その後は、雑貨屋さんでおもちゃを見て遊び、車内で食べるフルーツロールケーキを買いました。
それから特急に乗って栃木へ戻りました。途中、車内で娘はぐっすりと眠ってしまいました。家に着く頃にはすっかり夜になっていました。
朝6時半に家を出て、家に帰ったのが夜7時半。13時間の長い父娘の旅でした。
家に着くと心配した妻が玄関から出てきました。
娘も久しぶりのママに抱きついて離れませんでした。
(Seiji@日光サンガ)