2019年1月27日日曜日

2月3日「気づきの日」マインドフルネス・プラクティスを開催

2019年2月3日に全国共通の「気づきの日」1日瞑想会(マインドフルネス・プラクティス)が開催されます。

【プログラム】
10~12時半頃:ティク・ナット・ハン師の姪であるアン・フーンさんご夫妻による法話とトータル・リラクゼーションがワシントンと繋いでライブ中継。
12時半~13時半頃:食べる瞑想
13時半~14時半頃:歩く瞑想、マインドフルネス体操
14時半~15時半頃:歌う瞑想、座る瞑想
15時半~16時頃:5つのマインドフルネス・トレーニングの読み合わせ
16時~17時頃:ダルマ・シェアリング(わかちあいの瞑想)
 (プログラムの合間に適宜休憩があります)

瞑想初心者でも大歓迎です。ご参加をお待ちしております♪

【日時】 2019年2月3日(日曜日)
     10時~17時頃
    (会場は9時半前には開いています)
    (法話に参加される場合、開始5分前には到着をお願いします)
    (午前のみ/午後のみ/途中退席も可です)

【場所】 栃木県さくら市喜連川公民館・2階・和室

     
     ※駐車場有り
     ※公共の交通機関の場合、氏家駅から先のバス便が大変少ないです。
      事前にご連絡頂ければ、JR氏家駅から無料送迎します。
      (JR氏家駅に9時までに到着して下さい)

【参加費】 1000円+任意のドネーション

  ※アン・フーン&トゥご夫妻は、日本のサンガづくりのため、
   無償で法話をしてくださっています。
   活動継続のため、全くの任意で構いませんので、
   よろしければご寄付のほど宜しくお願い致します。

【持ち物】・昼食(なるべく菜食で)
     ・飲み物(水筒、ペットボトル等)
     ・プラムヴィレッジの実践を解説する小冊子「リトリートへようこそ」
      (お持ちでない方は、当日貸出用の冊子をご用意します。)
     ・温泉セット♨(瞑想会後、時間のある方は♪)
      (すぐ近くに日本三大美肌の湯/喜連川温泉があります♪)

【申込み】参加申込みは📮こちらから📮
     前日まで参加を受付けています。



会場の和室です。2間あって、とっても広いです


歩く瞑想では喜連川神社に行き、マインドフルネス体操をします

瞑想会の後は、時間のある方は温泉に行きます。
松島温泉・乙女の湯が定番です。
ほど良い温度の露天風呂に浸かり、のんびりと過ごしましょう♪


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2019年1月19日土曜日

プラムヴィレッジ・タイランド 2018/2019リトリート参加報告


親愛なるサンガの皆さま、

2018年12月21日から2019年1月2日までプラムヴィレッジ・タイランドに滞在し、リトリートに参加してきました。

12月21日から24日まではサンガのファシリテーター向けのリトリートで、12月25日から1月1日までは初めての方も交えたホリデー・リトリートでした。

ファシリテーター向けのリトリートでは、ワークショップが充実していて、
歩く瞑想、座る瞑想、鐘の招き方、呼吸について、マインドフルネス体操、ダルマシェアリングの、それぞれについて、初めてサンガに参加する人に対してどのように説明するのかを実践を通して学びました。

この学びを通して、プラムヴィレッジのプラクティスでは、呼吸に意識を向けることが土台であることに、改めて気づきました。

歩く瞑想を始める前に、まずはお腹に手を当てて呼吸を感じてから、歩き始めること。
マインドフルネス体操の各動作を始める前にも、お腹に手を当てて呼吸を感じてから、動作を始めること。
そして、例えサンガの中に初めての方がいなくても呼吸について説明することを省略しないで、何度も繰り返して説明すること。
ティクナットハン師はこれまで何十万回も呼吸の話しをしてきた。決して飽きたなどとは言わなかったこと。
これらのことを、日光サンガでの活動にも活かしていきます。

また、今回のリトリートで改めて気づいたことは、微笑みの大切さでした。
プラムヴィレッジのダルマティーチャーである、シスターアナベルの法話では、シスター自身のたち振る舞いから発せられる安らぎと穏やかさのエネルギーに包まれました。
それは、シスター自身が、長年、微笑みのプラクティスをずっと続けていることによるものでした。
30分か1時間おきに微笑むプラクティスを続けているとのことでした。
例え、心の中に苦しみやわだかまりがあったとしても、気づいたら微笑む…気づいたら微笑む…、そのプラクティスの繰り返しによって、今のシスターの安らぎと穏やかさが生まれたのだと感じました。
私もシスターのように安らぎと穏やかさに包まれながら日々を送りたいと強く感じました。
シスターの法話の中でも、「私達が微笑む時、私達の脳は『全てOK』と受け容れることができるようになります」と教えてくれました。
だから、私もシスターに倣って微笑みのプラクティスを続けています。
気づいたら微笑む…気づいたら微笑む…

そして、もう一つ、リトリートで深く学び、家でも続けている実践は、「大地に触れる瞑想」です。
プラムヴィレッジの平和な空気に包まれて、自分自身の内面を深く見つめることができた時に、見えてくるものは、両親や祖父母、そして妻や娘達の姿です。
私は周りから孤立した存在では無く、ご先祖さまから続く一つの大きな流れの一部であることに気づかされます。
そして、私が抱えている怒り、怖れ、絶望などの苦しみの要素、反対に優しさ、明るさ、信仰心、精進などのポジティブな要素は、両親や祖父母、ご先祖さまから受け継いできたものだということを深く感じました。
大地に触れる瞑想を通して、そのことに深く触れ、抱えている苦しみを大地に受け取ってもらい、大地から安らぎや力強いエネルギーを頂くことで、自分自身を変容させていく実践は、私にとってとても大切なものです。
プラムヴィレッジの日本人僧侶であるブラザー・サンライトも、毎日、大地に触れる瞑想を実践していて、30日も続ければ変容が起きると伝えてくれました。
その言葉にも背中を押されて、私自身も日本に帰ってから毎日、続けています。

他には、参加者からの質疑応答の中で、木を抱く瞑想についての詳しい実践方法が紹介されました。
日光サンガの気づきの日でも、歩く瞑想で喜連川神社の境内を歩くので、さっそく1月の気づきの日で神社にある樹齢300年のケヤキで、木を抱く瞑想を実践しました。
鐘を招いて、木を抱きながら、呼吸をすることで、木の力強いエネルギー包まれて、深い癒やしの体験となりました。
木を抱く瞑想の実践も日々のプラクティスに取り入れていきます。

リトリートから2週間が過ぎて、マインドフルネスを保つことが難しくなってきました。
それでも、このリトリートで学んだ、呼吸への意識、微笑みのプラクティス、大地に触れる瞑想、木を抱く瞑想は、これからも続けていきます。

(Seiji@日光サンガ)









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2019年1月13日日曜日

日光サンガ 1月の「気づきの日」瞑想会の報告

日光サンガ 今年最初の気づきの日瞑想会が開催されました。
午前中はアンフーンさんの法話がありました。
法話の最初にアンフーンさんは私達に「皆さんは、今、この瞬間何をしたいですか?」と問い掛けました。
予想外の問い掛けに戸惑っている私達を見て、
「子供達に何をしたい?と聴くと、すぐに答えが返ってきますね。でも、大人になると、すぐに答えが返ってこなくなります。
大人になると、やるべきことのリストばかりで、本当に自分がやりたいことが分からなくなります。
今から鐘を招きますので、この問いを心に留めながら呼吸に立ち返ってください」

そして、アンフーンさんが鐘を招いて、皆で呼吸に立ち返りました。
それから、各サンガのメンバーがそれぞれ心に浮かんだことをシェアしてくれました。

私の心に浮かんだのは娘の姿でした。
今朝、瞑想会に出かける前に、娘とお医者さんごっこをして遊んでいました。
お医者さん役の娘が、病気になった動物のぬいぐるみを優しく診察して治療している姿を見て、娘の優しさや愛を感じて幸せな気持ちになったことを思い出しました。
だから、今、やりたいことは娘とまたお医者さんごっこの続きをしたいということでした。

一通り、各サンガのシェアが終わると、アンフーンさんが今日の体験のシェアをしてくれました。

今朝、アメリカのサンガで5つのマインドフルネストレーニングの授与式がありました。
この授与式で使用したロウソクが、ロウがポタポタと垂れる物だったのです。
私達はこれまで15年間、5つのマインドフルネストレーニングの授与式を執り行ってきましたが、ロウソクのロウが垂れる出来事は今回が初めてでした。
しかも、そのロウソクのパッケージには、「ロウが垂れないロウソク」とはっきりと書かれていました。
垂れないはずのロウソクが垂れてしまいました。
私はこのロウソクの製造元に連絡をして、別のロウソクと取り替えることも出来るでしょう。
しかし、ロウソクが別のものに変わっても、今朝、ロウが垂れてしまった記憶を置き換えることは出来ません。
マインドフルでなければ、目の前のロウソクを取り替えても、私の頭の中では、未だにロウが垂れ続けているでしょう。

垂れないはずのロウソクが垂れてしまいました。
この事実から多くのことを学ぶことが出来ます。
私達はふだんの生活の中で、「~であるはず」という期待を持って物事に接しています。
しかし、その期待が外れて苦しむことがしばしばあります。
その苦しみの大元は、まさに「~であるはず」という期待です。
ですから、「垂れないはずのロウソクが垂れる」
この言葉を、私達の今年のテーマにしてみてはいかがでしょうか?

アンフーンさんの法話の後はトータルリラクゼーションを行いました。
リラクゼーションの前にアンフーンさんからこのような言葉がありました。

瞑想の実践者の中には、トータルリラクゼーションをとても軽く見ている人がいます。
しかし、トータルリラクゼーションは一つの生き方といっても過言ではありません。
トータルリラクゼーションは、自分自身を休ませて滋養を与えることを許すプラクティスです。
私達は常に何かを追い求めて、走り回っています。その習慣をストップさせるプラクティスです。


そして、トゥさんのリードでトータルリラクゼーションを行いました。
その後は、サンガのメンバーから、ブラザーサンライトが、法話が始まる30分前にベトナムに戻られたティクナットハン師への訪問を果たした写真がシェアされました。

その後は、食べる瞑想、歩く瞑想を行いました。

年末年始のプラムヴィレッジ・タイランドでのリトリートで学んだことを元に、
歩く瞑想の前にお腹に手を当てて、呼吸を感じてから、歩く瞑想を始めました。
正月飾りが残る喜連川神社まで歩き、神社に参拝してから、境内でマインドフルネス体操をしました。
体操の各動作の合間にもお腹に手を当てて、呼吸を感じる時間を設けました。
すると、一つ一つの動作をよりじっくりと味わうスペースが広がったようでした。


体操の後は、神社の入口にある樹齢300年のケヤキの巨木で、「木を抱く瞑想」を行いました。
木の前に立って合掌し、この場所で多くの困難を乗り越えてきたこの木の生命力、忍耐強さに敬意を表します。
鐘を招いて、木を抱きながら、呼吸を10回味わいました。
呼吸と共に巨木のどっしりとした大きなエネルギーを感じて、とても幸せな時間でした。

再び和室に戻ってからは、座る瞑想、5つのマインドフルネストレーニングの読み合わせ、ダルマシェアリングを行いました。
座る瞑想の前には、プラムヴィレッジで学んだ、瞑想の3つの要素である集中・リラックス・愛についてシェアをしました。


瞑想会の後は、近くの温泉の露天風呂でゆっくりと身体を温めながら、お話しをしました。

次回の気づきの日 瞑想会は2月3日です。
ぜひご参加ください。

(Seiji@日光サンガ)


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