2018年9月22日土曜日

「気づきの日」瞑想会のプラクティス~歌う瞑想~



今回は日光サンガで行うプラクティスについて、説明したいと思います。

1.歌う瞑想について

サンガの気づきの日瞑想会では、歌う瞑想の実践があります。

これまで、座禅やテーラワーダ仏教の瞑想を実践してきた方にとっては、瞑想会でどうして歌?と違和感を感じる方もいるかもしれません。

まずは、具体的にサンガで歌われる歌詞を紹介しながら説明しますね。
まずは、歌う瞑想の代表的な歌の一つ「In Out Deep Slow」の歌詞を紹介します。

In Out, Deep Slow
Calm Ease, Smile Release
Present Moment, Wonderful Moment

【日本語歌詞】
入る 出てゆく 深い ゆっくり
静か 安らぎ 微笑む 手放す
今この時 素晴らしいこの時

この歌は、座る瞑想をテーマにした歌です。

呼吸に気づきを向けて、身体に入る空気、身体から出てゆく空気に気づく。
徐々に呼吸が深くゆっくりとなることに気づく。
呼吸が静かになり、身体が安らぎを感じることに気づく。
顔には微笑みが浮かび、過去や未来への考え事を手放してゆく。
私が存在しているのは今この瞬間です。
そして、今この瞬間は素晴らしい瞬間です。

座る瞑想をする時の、気づきの流れを歌にしたものです。
ゆったりと優しいメロディーに乗せて歌うことで、歌詞の言葉が心に染み込んでいき、その後の座る瞑想がスムーズに進み易くなります。

サンガでは、皆が一緒になって歌うことで、一体感が生じ、その場所に集合的なエネルギーが生み出されます。
それから、一緒になって座る瞑想をすると、この集合的なエネルギーに助けられ、一人で瞑想するよりも、より深く瞑想をすることが出来るでしょう。

また、この歌はシンプルで憶えやすいので、日常生活でも、疲れたときや心に苦しみを感じるとき、この歌を思い出し、少しの時間に口ずさむだけでも、身体と心に安らぎや落ち着きを取り戻す助けとなるでしょう。

他にも私が日常生活で歌う歌として、

Happiness is here and now, I have dropped my worries.
Nowhere to go, nothing to do.
No longer need to harry.

Happiness is here and now, I have dropped my worries.
Somewhere to go, something to do.
I don't need to harry.

【日本語歌詞】
幸(さち)は今ここ 悩みは捨てた
どこにも 行かない 急がなくて良い

幸(さち)は今ここ 悩みは捨てた
何にもしない 急がなくて良い

幸(さち)は今ここ 悩みは捨てた
どこかに行こうか でも急がない

幸(さち)は今ここ 悩みは捨てた
何かをしようか でも急がない

という歌もよく歌います。

本当の幸せは、過去や未来にはありません。どこか遠くの場所にもありません。何かを成し遂げてはじめて得られるものでもありません。何者かになったら得られるものでもありません。
今この瞬間の私達にすでに存在していることに目を向けましょう。
そしてもし、日常生活の中で何かを求めて、どこか目的地に向かって、慌てて、急いで行きそうになった時には、この歌を思い出して、慌てず急がず、今出来ることを落ち着いて行いましょう。
車を運転する時に思い出すのも良いですね。赤信号で止まった時、渋滞にはまったとき、ぜひこの歌を歌ってみましょう♪