3月4日、日光サンガ2回目の「気づきの日」を開催しました。
この日は春爛漫の暖かい1日でした。
前回のメンバーからさらに2名の方が加わって、充実したプラクティスを行いました。
午前中はアンフーンさんの法話・質疑応答とトゥさんのトータルリラクゼーションを行いました。
アンフーンさんの法話・質疑応答は充実した内容でした。
電車内で乗客同士が口論する現場に出くわしてしまった場合、どうすれば良いか?
という質問に対して、
「そのような状況で、もしあなた自身が苦しみを感じるとしたら、
それはあなたの子供の部分が苦しんでいるのです。
両親が喧嘩している時、子供は大きな苦しみを抱えます。
大人になっても、それと似たような状況に遭遇したときに、その苦しみが蘇ってきます。」
「例え当事者達に介入できなくても、あなたが呼吸に戻って、自分自身を取り戻し、
車内でただ平和に座っているだけでも、車内の人達のためになります。」
「マインドフルネスの状態に無い人達を深く理解するためには、
あなた自身がマインドフルネスを学ぶ前の状態を思い出し、理解して下さい。」
といったお話しが印象に残りました。
また、好きな仕事をしているが非常に忙しい時の対処法については、
「一日の中で、幸せや喜びを感じる時間があるかどうか?に注意を払って下さい。
幸せや喜びを感じる時間が全く無い、場合は危険信号です。」
「空の青さや日差しの暖かさに心が開かれていますか?
アイスクリームを食べるときに楽しんで食べていますか?
もし、そういったことに心を閉じて楽しむことも出来なければ、危険信号です。」
といったお話しが印象に残りました。
途中からはプラムヴィレッジ・タイランドで出家したブラザー・サンライトがベトナムからZoomに加わりました。久しぶりにブラザーの顔を見ることが出来て、嬉しい気持ちになりました。
食べる瞑想の後は、歩く瞑想を行いました。和室の中で予行練習をしてから、外に出ました。この日の午後は少々暑いくらいでした。
会場近くにある「笹屋別邸」でひな飾りを見に行きました。
喜連川の町の用水路では、たくさんの鯉が泳いでいました。
笹屋別邸は林に囲まれた趣のあるお屋敷で、中ではたくさんのひな飾りが飾られていました。(せっかくなので、写真をどうぞ♪)
参加者の皆さんは、思い思いにひな飾りを見て楽しみました。
その後は、喜連川神社まで歩く瞑想をしました。
喜連川神社に参拝をして、境内でマインドフルネス体操をしました。
身体を大きく伸ばして、清々しい空気を胸一杯に吸い込みました。
身体と心にエネルギーがチャージされていくのを感じました。
再び、公民館の和室に戻ってからは、歌う瞑想、座る瞑想、お茶の瞑想、ダルマ・シェアリングをしました。
午後5時に瞑想会のプログラムが終了しましたが、その後は、時間がある人は温泉(松島温泉・乙女の湯)に行きました。
実は、この日のトゥさんのトータルリラクゼーションの前のお話しで、「サンガのお風呂(サンガ・バス)」のお話しが出ました。
暖かい温泉に浸かりながら、トゥさんのお話しを思い出しました。
一緒に温泉に入ったことでお互いの距離もさらに縮まり、大広間では和気あいあいとお話しを楽しみました。
次回の「気づきの日」は4月8日(日曜日)です。
例年だと、この時期はちょうど桜が満開の季節です!
午後の歩く瞑想では、近くの桜の名所をご案内する予定です。ぜひお越し下さい♪
(Seiji@日光サンガ)