瞑想や法話などのプラクティスはありません。
日本サンガでは、朝、みんなで集まってお茶会を開きました。
ほどなくして朝日が昇り、朝日をバックに群鳥達が飛び立って行きました。
ブラザーに日本式の抹茶を振る舞いました。
若くてイケメンのブラザーがギターを弾きながらみんなで歌を歌いました。
日中は、プラムヴィレッジの広い敷地内を散歩したり、小高い丘に登ったりしました。
丘の中腹にハンモックのある四阿(あずまや)があって、この場所で横になると、そよ風と木々のざわめきが心地良く、午後は長い間、昼寝をしていました。
(そのため、日本サンガであった結婚お祝い会に出席できませんでした…)
この日の夕飯は以前の記事でもご紹介した各国料理のバイキングです。
そして、料理の後は、お楽しみの各国サンガによるパフォーマンスタイムです。
お寺のリトリート中に、出し物をするのは、プラムヴィレッジならではですね。
個人個人がばらばらに瞑想だけを追究するのではなく、こうしてリトリートで一緒に集まった仲間達が出しものをしたりして交流を深めることも、またプラクティスなのだと思います。
各国工夫を凝らした出し物を披露してくれたので、一部ご紹介します。
トップバッターは子供達の可愛い歌と踊りです。
中国サンガ:女性に化けた蛇が若い男性を誘惑するのですが、プラムヴィレッジの僧侶に正体を見破られてしまいます。蛇は改心してプラムヴィレッジに出家します。若い男性も後を追って、プラムヴィレッジに出家するのですが、蛇はプラムヴィレッジ・タイランド、若い男性はプラムヴィレッジ・香港に飛ばされて?しまいました…。
ベトナムサンガ:笠が艶やかに動く踊りを披露してくれました。
香港サンガ:ピコ太郎さんのPPAPの歌詞をプラムヴィレッジ風にアレンジしたパフォーマンスでした。
インドネシアサンガ:インドネシアの伝統的な歌を手話を交えて披露してくれました。
中国サンガ:おなじみの西遊記ですね。 三蔵法師はもちろんプラムヴィレッジの僧侶が務めます。
日本サンガ:ドラえもんのパロディーの寸劇です。ドラえもんがプラムヴィレッジの僧侶になって、ドラエモンクになります。
ジャイアンに虐められて自由を求めるのび太君にプラムヴィレッジのプラクティスを教えます。
中国サンガの劇の後、プラムヴィレッジのブラザーが優しい声で、中国語のお経(大悲咒)を唱えてくれました。
このお経は妻の実家の近くにあるお寺でいつも流れていたので、とても懐かしい気持ちになりました。
【大悲咒(中国語)】
各国のパフォーマンスを楽しんだら、いつの間にか夜も更けました。
翌朝は、夜明け前から同じ場所で、キャンプファイヤーの周りに輪になって座り、座る瞑想をしました。
(Seiji@日光サンガ)