親愛なるサンガの皆様、こんばんは!
2月4日、日光サンガ初の「気づきの日」を開催しました。
奇跡のような出会いに恵まれ、素晴らしい一日を過ごすことが出来ました。
午前中は、Zoomでアンフーンさんの法話と質疑応答を聞き、トゥさんのリードでディープリラクゼーションをしました。
アンフーンさんの法話を通してサンガの優しさ・暖かさに触れ、ディープリラクゼーションでは、静かな和室での深いくつろぎの時間となりました。
(最初、窓からの日差しが眩しくて、プロジェクターの映像が見え辛かったのですが、この和室には何とカーテンがありません。仕方なく、近くにあった金の屏風を窓に立て掛けました。図らずも、豪華な雰囲気になりました😅)
その後は、食事の瞑想をしました。
食前の五つの祈りの言葉を唱えて、鐘を招き、最初の15分は沈黙の中で頂きました。
かぼちゃとさつまいもの煮物を一切れずつ口に入れては箸を置き、じっくりと味わいました。
半分も食べないうちに15分はあっという間に終わりました。
それからは、沈黙を解き、お話しを楽しみながら食事を続けました。
サンガに参加された方から、ゆっくりと食事をすることで発見した、深い気づきをシェアして下さいました。
そのシェアをきっかけに、これまでの人生の中で、いかに私達が「速く!速く!」と急かされながら生きてきたか、
周りの人達と同じペースを保つことに汲々としてきたか、
そして、その習慣を次世代の子供達にも伝えようとしているかという話題となりました。
私自身にも0歳と2歳の娘がいますが、乳幼児検診のたびに、娘の身長と体重を測定し、
母子手帳にある成長曲線と見比べながら、「娘の身体は平均よりも上か下か」ということを比較しようとする思考が現れます。
成長曲線は単なる平均値に過ぎないのに、
「平均値よりも下になるのが怖くて、ご飯をたくさん食べさせようとしてしまう」と
妻に相談されたこともありました。
午前中のアンフーンさんのお話しの中で、「あなたは、あなた以外のものにならなくて良い」とおっしゃいましたが、現代の私達がいかに「私である」ことが難しく、「私以外の何か」になろうとしているかを痛感しました。
その後は、歩く瞑想を行いました。
和室の中で、10分ほど呼吸に合わせながらゆっくりと歩き、外に出ました。
外の新鮮な空気が気持ち良く、深呼吸をしました。
それから、喜連川公民館裏の「お丸山公園」を歩こうとしましたが、
先日の雪がまだ深く積もっていました。
足下が滑っては、安心して歩く瞑想が出来ないので、雪の少なそうな道を歩きました。
しばらく歩くと、雪が消えて、森の中にある喜連川神社の静かな境内に出ました。
上を見上げると、木々のざわめきと、木漏れ日が美しい場所でした。
みんなで神社に参拝して、日当たりの良い境内でマインドフルネス体操をしました。
思いっきり体を伸ばして、新鮮な空気と神聖なエネルギーをたっぷりと体に取り込みました。
その後は、和室に戻って、座る瞑想をしました。
リード役の私は、鐘の音を招きながら、誘導の言葉をゆっくりと丁寧に唱えました。
終わってから、皆に「とても心地良い瞑想だった」と感想をもらって嬉しかったです😊
座る瞑想の後は、お茶の瞑想をしました。前日に麻布に行った時に「野菜菓子」という素敵なお菓子屋さんを見つけて、「野菜もなか」を買ってきました。
それぞれ好きなデザインのもなかを一つずつ取り、鐘の音を聴いて、お茶の瞑想を始めました。お茶をゆっくりと口に運び、一口飲んで、もなかを一口食べました。
もなかの香ばしさと、白あんの甘さ、シャキッとしたレンコンの味が口いっぱいに広がりました。一口一口時間を掛けてゆっくりと味わい、楽しい時間を過ごしました。
それから、最後はみんなでダルマ・シェアリングをしました。
今回が初めてのサンガ開催なのに、とても初めてとは思えないような、深く、心の開かれたシェアリングの時間でした。
実際には、シェアリングの時間の前にも、すでに心が開かれた話しをたくさんして頂きました。
まるで運命に導かれたように集まったサンガの仲間達だと感じました。
「来月もまた会いましょうね」と、お互いに言い合って別れました。
瞑想会が終わり、この日は松島温泉・乙女の湯に行きました。
ほど良い温度の露天風呂に浸かり、気づきの日の夜をのんびりと過ごしました。
次回の日光サンガの気づきの日は、3月4日(日曜日)です。
興味があれば、ぜひお越し下さい♪ 初心者大歓迎です♪
なお、2月3日から3月4日まで、さくら市氏家では、
氏家雛めぐりが開催されています。ぜひ遊びに来て下さいね♪
(Seiji@日光サンガ)