2018年1月8日月曜日

プラムヴィレッジ・タイランド コアサンガ・リトリート報告~1

親愛なるサンガの皆さま

Seijiです。新年明けましておめでとうございます。
年末年始12/25~1/2はプラムヴィレッジ・タイランドのコアサンガ・リトリートに参加しました。
平和な空気に満ちた中で、充実したプラクティスを行うことが出来ました。
数々のプラクティスの中で、様々な気づきや心の変容を体験することが出来ました。

個人的な体験ではありますが、いくつかシェアさせて頂きたいと思います。
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12/25の午後、プラムヴィレッジに到着してチェックインの手続きを行いました。
到着直後、まだ私の気持ちは浮ついていました。
そんな時、焦って荷物を取りに行こうとした私に向かって、若いブラザーが笑顔で「ハピネース!」と言いました。
その言葉で私はハッとしました。そうか、ここは焦る必要は無い場所なんだ。
私はブラザーに笑顔で返し、呼吸に戻りました。

手続きを済ませ、食堂と瞑想ホールの場所を確認するために、敷地内を歩きました。
すると、向こうから一人のシスターがゆったりと歩いて来ました。
その姿があまりに優雅で美しかったので、思わず私は足を止めてシスターに手を合わせ、お辞儀をしました。
シスターも手を合わせて微笑みと共にお辞儀を返してくれました。


夕食後、瞑想ホールでトータルリラクゼーションが行われました。私はのんびりとシャワーや洗濯をしていたので、開始時間に遅れてしまいました 。
ホールはすでに満員で、ホール外の階段近くにマットを敷いて横たわることになってしまいました。
「こんな場所でリラクゼーションなど出来るのだろうか…」と
不安を抱えながら横たわると、ホールの中からシスター・チャンコンの声が聞こえてきました。
その声に身を委ねながら、身体の力を抜いていきました。
「あなたの手も、足も、腕も、目も、口も、鼻も、心臓も、肝臓も、胃も、腸も…、あなたを愛しています…」と、シスター・チャンコンの力強い声と共にホールから大きなエネルギーが流れてくるのを感じました。なぜだか涙が止まらなくなりました。

シスターの声に導かれながら、自分の身体の一つ一つに気づきと感謝と愛のエネルギーを送りました。

こうして、私のプラムヴィレッジ生活は始まりました。
(つづく)

 ブッダガーデンの仏像

石で描かれたプラムヴィレッジのシンボル

 広場で蹴鞠?を楽しむシスターと参加者


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